節分の由来は?子供向けに意味を分かりやすく説明します。

2020年10月18日

2018年2月3日の第1土曜日は節分です。

節分といえば、豆まきですね。

私も息子が生まれてからは、毎年、鬼のお面をかぶって
子供に豆をぶつけられているんです。

子供が『鬼はぁ~外!福はぁ~内!』と言いながら
楽しそうに豆をまいている姿を見ると
鬼役も悪くないと感じますね。

ところで、節分はどのようなイベントなのか知っていますか?

豆まきをするのが定番ですが、なぜ豆をまくのかご存知ですか?

節分と豆まきの由来について子供向けにも分かりやすく伝わるように
説明いたします。

■節分の由来とは

節分は季節の変わり目を意味するイベントです。

文字通り季節の分かれ目という意味があり
『春・夏・秋・冬』それぞれの季節が始まる節目の日を表しています。

昔は『せち分かれ』と言って、立春、立夏、立秋、立冬の
季節の始まりの日の前日を、節分と言ったんです。

従って、節分は2月、5月、8月、11月に訪れますね。

しかし今は、冬から春になる立春の前日の
2月3日(2018年は第1土曜日)だけが、節分として残っています。

冬から春になる時期を1年の境と考えたところから来ているんです。

悪いものを追い出して、素晴らしい春を迎えるために
春の節分だけが、行事として残ったと考えられています。

■どうして節分に「鬼」がやってくるのか?

子供の頃に、悪いことをすると『鬼が来るよ!』と
言われたことはありませんか?

でも、冷静に考えてみると『鬼』って一体何なんでしょうか?

おばけでしょうか?妖怪でしょうか?それとも動物でしょうか?

『鬼(おに)』という言葉の由来には、以下の2つの説があります。

1、目には見えない悪いことや良くない運気という意味の
『陰(おん)』から変化した

2、隠れていて目に見えない怖いことや
恐ろしいものという意味の『隠人(おんにん)が変化した

どちらにも共通する『目に見えない』『良くないこと』が
具現化した姿が、金棒を持って角を生やした『鬼』の姿ですね。

『鬼』に代表される魔物は、年や季節の変わり目に現れると言われています。

元々、新たな1年を迎える節目だった『節分』は
やってきた鬼を追い払う絶好の機会なんです。

もし子供に『鬼って何なの?』と、聞かれたら
『人間が怖がることを引き起こす魔物のことなんだよ』と
回答してあげると、分かりやすいです。

■なぜ鬼に豆まきをするのか?

鬼に豆まきする理由として、以下の2つの説が挙げられます。

1、『豆』を『魔目(まめ)』(魔物の目)に投げることで
『魔(ま)を滅(め)しよう』という語呂合わせ

2、豆をはじめとする穀物には、古来から魔除けの力があると
信じられていた

穀物は昔から日本人の主食でした。

だから、豆を英気、生命力を養う食べ物だと考え
良くないことを退けると考えられていたとしても、自然なことですね。

鬼を退治した後に豆を食べるのも
豆が持つ『福を呼び込む力』にあやかるためだと、言われています。

豆はそのままたべてもいいですし
梅干し、塩昆布と合わせて、お湯をかけて『福茶』にして飲んでも
ご利益が、ありますよ。

仮に、子供から『なんで豆を投げるの?』と、聞かれたら
『豆には聖なる力が宿っていて、ありがたいんだよ』と
回答するのが、おすすめです。

■節分の昔話にみる豆まきの意味

節分の昔話として、京都の鞍馬山に鬼が出た時に
毘沙門天のお告げによって、大豆を鬼の目に投げつけて退治したという
お話があります。

このお話には鬼の目(魔の目=魔目(まめ))に、豆を投げることで
鬼を退治(魔を滅=摩滅(まめ))したという考えがあるんです。

古来から、人間の想像を遥かに超えた災い(飢饉、疫病、災害等)は
鬼の所業だと、言われていました。

その鬼(魔物)を滅する『豆まき』は、無病息災を祈るという意味を
持っていたんです。

■豆まきの正式ルールについて

節分の日に行う豆まきには、正式なルールがあります。

正しいルールを知ることで、年に一度のイベントについて
子供向けに分かりやすく説明できるようになるんです。

それでは、順を追って説明しますね。

事前準備として、豆まき用の福豆を升に入れます。

そして豆まきの直前まで神棚にお供えします。

神様の力を宿すためです。

お供えするときに神棚が無い場合は、目線より高い
タンス等の上に、白い紙に乗せてお供えしましょう。

事前準備が終わってからのルールは以下の通りです↓

1、節分の日の夕暮れ、日が沈む時間に窓を開けます。
家の奥から外に向けて豆をまきます。

2、豆をまくのは、家の主人または年男とされています。

3、かけ声は『鬼は外、福は内』と、元気よく言いましょう。

4、鬼を追い払ったら、すぐに窓を閉めます。

5、窓を閉めてからすぐに、自分の数え年だけ豆を食べます。

6、豆を食べることで、鬼退治を完了したことになるんです。

豆まきの正式なルールは、かなり奥深いですね。

数え年の数だけ豆を食べる理由は
病気にならず健康でいられるという言い伝えがあるからです。

■まとめ

節分の由来について、鬼、豆まきや、昔話とともに
子供向けにも分かりやすく、説明しました。

昔から存在する、日本らしさのあるイベントなので
忘れずに楽しみたいところです。